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2005年03月10日
【Vol.9 西と東と、他人のことと】
起業家。自営。サラリーマン。
形の違いはあれど、共通することが一つあります。
単にどんどん仕事をこなしていくだけでは、やがて苦痛の山になってしまうということ。
工夫ひとつで、ビジネスは1つのストーリーになる。
そして仕事が、熱く打ち込める1本のドラマになる。
1本のドラマとは、アート(芸術)に他ならない。
誰もが、仕事をドラマに、アートに変えることの出来る存在、
「ビジネス・アーティスト」になれるように。
今日も、これから始まります。
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【Vol.9 西と東と、他人のことと】
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(目次)
・読書の食後 …… 最近読んだ本、消化した頃合にご紹介。
・昨日今日 …… 発行者の日常と心象風景(大げさ)です。
・本題 …… 今日考えた、「アーティスト」への更なる一歩。
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読書の食後 …… 最近読んだ本、消化した頃合にご紹介。
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」
山田 真哉
http://tinyurl.com/4zqsv
この本の著者、山田さんのお名前は、私が時折お世話になっている出版の
専門家、ミドル英二さんこと大勝文仁さんから何度もお聞きしていました。
「面白い人だよホントに」と。そんなこともあってあちこちで広告を見かけるたびに
気になっていたのですが、昨日帰宅前に寄った書店で平積みになってたのを見て、
パラパラ。5分後、レジにすっ飛んで行ってました(こんなことは珍しいです!)。
会計の感覚をこれだけ分かり易く解説している本はなかなかないと思います。
身近な事象に例える本というのは他にもありますが、推理のロジックを持ち込んで
読者をひきつけるところや、決算書について、個々の要素の知識解説でなく、
「何のために見るのか」という結果から帰納的に解説してみせる術には膝を叩く
思いでした。実は私も経理部に数年勤務していたのですが、会社の経理マンと
いうのは断片的な知識は持っていても本書で解説しているような全体的な視野は
意外とないのです。起業を少しでも考える方や、経営手腕を身に付けたい方は
必読でしょう。
(ミドル英二さんのブログです→http://blog.livedoor.jp/middle55/)
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昨日今日 …… 発行者の日常と心象風景(大げさ)です。
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・帰宅後の時間の使い方を変えようと、新しく作ってみたタイムテーブルを
試していました。今日の↑の本ではありませんが、数字をもっと取り入れて
考えてみようかと偶然思っていたのです。なかなか良い按配なので、
続けてみます(^^
・今日は早朝から会議。そして午後は新規案件と、業務の方が色とりどりですが、
こういう時は合間を縫って自分のビジネスのプランニングをすることにしています。
目に見える作業と、目に見えない作業。それぞれをどのタイミングで進めるかが
私の様な兼業ビジネスには重要です。
・事務所の近くの某大手100円ショップがいつも夕方しまっているのでちょっと
抜け出して買いに行ってやろうかと思ってます。掃除の道具がいるのです…
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本題 …… 今日考えた、「アーティスト」への更なる一歩。
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確か板坂元の「考える技術、書く技術」に載っていたエピソードだったと思いますが、
かつてカリスマとしてアメリカ国民を熱狂させたケネディと、後の評価はともかく
在任中の人気は最悪の部類だったニクソンのスピーチについての比較を読んだ
ことがあります。
中身は、良く言われる、「テレビ写り」の違いのことではなく、内容のことでした。
ケネディは「We」という言葉を多用していたのに対して、ニクソンの演説には
「I 」という言葉が十数回も出てきた、と。
いろんな見方が出来るでしょうが、「自分」に固執しているという状態は、
外側から見ると支持を得られない。結果としてその人自信にも良い結果を
もたらさないと考えられるのではないかと思います。
私自身も何度もそんな状態に陥っていますが、売り上げが上がらないときなど、
取り組んでいる物事が上手くいかないときは、とにかく自分のフォーカスがついつい
自分自身に集まってしまいます。
「自分は、こんなに努力しているのに」
「自分のこの先は、どうなるのだろうか」
「自分の能力に、問題があるのだろうか」
多少の違いはあれど、全て「自分」に対する関心。
しかし、これで良い結果がもたらされるかと言えば、先程の話に照らし合わせると
とても難しい事になります。顧客やビジネスパートナーにとって「I 」を何百回も
繰り返されているような状態なのですから。
調子が上がらないとき。
もがいているのに、何も出てこないとき。
フォーカスを移すことだと思います。自分の「I 」から、他の人たちへ意識を向ける
「We」へ。
このことに気づいてから、私自身は、不調の時はわざと自分の仕事を止めて、
友達にメールを書いたり、自分の事とは関係ない形で、友達に対してのヘルプを
申し出たりするようにしています。すると、急に自分の周りの空気が変わって、
上手く回り始めるのです。
同じ事を言ったのかどうかは知りませんが、大阪の商人にも、こんな言葉が
あるそうです。
「わしがわしがの『が』を捨てて。
おかげおかげの『げ』で生きる」
地球の東西で、同じことが言われているのだとしたら。
その英知を、私達が今一度使わない手は、ないと思います。
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編集後記
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歴史の中で、「人を狂わせる」として製造禁止になっていた幻のお酒
「アブサン」が再び認められることになったそうですね。なんでも19世紀から
フランスを中心として、ゴッホを始め多くの芸術家達もそのトリコになっていた
のだとか → http://tinyurl.com/49ugg
あの「シャーロックホームズ」の中にも、彼が中毒性のあるものを使用している
シーンが登場しますが、こういう刺激物と人間との関係って言うのは、
不思議なものです。
お酒の世界で、「飲んでも飲まれるな」と言いますが、この21世紀に、
人間がアブサンに飲まれないように成長していることを、現実で証明できると
いいなと思います。
では明日また、元気にお会い致しましょう!
今日もドラマチックな1日を、過ごせますように。
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