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2008年01月30日
英語の壁
「英語本、どれがいい?元・外資マンの実用分析書評」
第390号の配信です。
すっとしますよきっと。
(続きは「あとがき」で)
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【英語本】390号 目次
●今日の英語本
「英語の壁」
●西沢のホンネカラシ和え
「言葉の狭間を淡々と描く。」
★無料で読む:
「MITの教授が洋書の中で教えてくれた!
必ず成功する学習術。
5つの成長する習得パターンおしえます」
●あとがき
「デトックス。」
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◆今日の英語本
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英語の壁
マーク・ピーターセン (著)
http://www.catiks.com/t/0ea0f
【読む前に、一服】
今日の本は、レビューとして取り上げるには
若干不適切かもしれません。
というのも本書、私自身がながいこと
「お気に入り」の1冊として何度も読んでいる
本だからです。
逆に言うと、なかなか人には逆の意味で
教えたくないような役立つもの、と言えなくも
ありません。
◆西沢のホンネカラシ和え
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マジメな意味で英語を勉強してきている
人なら、著者・マークピーターセン氏の名前を
1度は目にしたことがあるでしょう。
話題を呼んだ「日本人の英語」はいまでも
繰り返し読まれている本で、私もこの本以上に
英語の冠詞、不定冠詞の感覚を見事に説明して
みせた本は知りません。
ご存じない方のために細くしておくと、
彼は日本在住の大学教授。日本学を専攻していた
関係もあり、おそろしく(笑)日本語が堪能です。
しかも、日本の文化、文学にも造詣が深く、
小津安二郎や黒澤明といった「古きよき日本」に
ついて深い理解をもっている人物です。
ですから、たまたま自分が母語として英語を
話すことをさも特権のようにふるまうネイティブと
違って、2つの言語間の相違とニュアンスを極めて
冷静に見つめて移動させることが出来る人だと
言うことが出来るでしょう。
そんな素晴らしいクオリティをもった方なのですが
いかんせん当然のことながら、著書の中身が
それなりに難しいものが多いのです。
なのでとっつきにくく感じている人も多かったかも
しれません。
しかしそんな中で、本書は非常に平易で、英語の
専門的な話というよりは、英語と日本とという
2つの世界の周りにある出来事を、両方が使えて
しかも英語ネイティブという珍しい立場から見た
印象をざっくばらんに書いてくれている1冊です。
内容は、とにかく淡々としていてそれが
結果的にユーモラスに響きます。
私は特に、数年前に世間を騒がせた、
日本での「英語の第二公用語化」についての
くだりを読んで爆笑しました。
「第二公用語というものは本来、第一公用語が
できない国民が多すぎて社会問題になっている
場合に、やむを得ず設けられるものなのだが、
日本での『英語の第二公用語化』の話は、
むしろ『そうすれば、日本人全体の英語力が
それで向上する』という『マジカル効果』を
当てにしているようでおもしろい。
(中略)
もし、政府がイタリア語を日本の第二公用語に
してくれれば、私も、日本国民と一緒に、
イタリア語が自然に上達する環境の中で、
そのうち使いこなせるようになるかもしれない。
そして、イタリアワインも日本の『第二公用酒』
にしてくれれば、私の研究がもっとうまい具合に
進むだけではなく、日本という国もまた、もっと
世界に通じる国際的社会になるだろう……とは
もちろん思わないのだが」
(130~131ページ)
実際に行動の内実なしに形をととのえたら
語学がどうにかなる、と考えがちな日本人の
特質?に対する皮肉ともいえます。
これだけのことを、全て直接日本語で書き下ろして
いるのですから驚きという他はありません。
他の章では、アメリカに夏休み里帰りしたときに
中勘助の「銀の匙」を持っていって読んでいたと
いう記述が出てきますがいやはや脱帽というほかは
ありません。
もちろん、単なるコラムではなく、前置詞や
関係代名詞のニュアンスについてのさらりとした
説明や、和英辞典では同じに書かれている単語の
意味の違いなどもところどころに出てきます。
すらすらと読めるけれど、
でも読後に得るものはしっかりとある。
あまり知られていないけど、大きな得をする
1冊だと思います。
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『英語の壁』
http://www.catiks.com/t/0ea0f
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文章は人をあらわすもの、ということは
何語を使っても真実だと思わされます。
私もまたこれからの著作で、そういう風に
自分の持つものを伝えるようにしたいですね。
↓ 世界一のテクノロジーと知性が集まるあのスクールが
明らかにした、理想的な学習パターンとは?? ↓
★あらためてヒザを叩いてしまいました。
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次回に配信予定の次のニュースレターでは、
【MITの教授が洋書の中で教えてくれた!
必ず成功する学習術。
5つの成長する習得パターンおしえます】
というテーマで、お送りします。
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★あとがき
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トラブルがどうこう、という話が2号分
続けてここで出てきていますが、どういうわけか
私の周りでも急な変化や、予想外のことに
出くわす人が何人かいたようです。
みんな、何か良くないものを出すデトックスの
時期なのかもしれませんね…
きっとこれが過ぎるとすっきりして次のステージを
楽しむことができるでしょう。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
次のメルマガでまた元気にお会いいたしましょう!
☆次にお会いするまで・・・
あなたに良いことが、いっぱいたくさん起こりますよう
私から心を込めて祈っています。
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