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2008年08月15日
63度目のこの日に考える「絆と英語」の話。
★英語得する情報・本日のピックアップ
【エゴポン?】
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最初の、1番大切な行を書き換えました。
この中にこそ、私の持ついちばん大きな秘訣が
詰まっています。
★ニュースレターサマリ(要旨)
===========================================
信頼をつかんで、時間を越えた絆を
世界に対して持てる個人になっていくことです。
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(もし今あなたが忙しいなら
すぐにこのメールの一番下だけご覧下さい)
こんにちは!
ケイティクスの西沢知樹です。
遅くなってしまいましたが、今日お送りする
ニュースレター【最新書き下ろし版】は、
前号の「英語本」メルマガでもお伝えしてました通り、
【あの名作『赤毛のアン』を命がけで訳した女性が
おしえてくれるもう1つのストーリー。
63年目のこの日と、英語と私たちと、未来のこと。】
というテーマで、お話します。
では行ってみましょう!
・・・・・
なぜこの本が、この時期に私の目の前にあるのか。
非常に不思議な縁を感じています。
今日は8月15日。終戦の日ですね。
数多くの人が苦しみを味わった戦争が終わった日ですが、
同時にやはり祖国が敗れた日でもあるので「記念日」と
呼ぶのは適当ではないと私は考えています。
そして、いま私の目の前にある本。
「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」
http://www.catiks.com/t/0b05e

戦前から戦後、日本の児童文学翻訳者のさきがけとして
活躍された村岡花子さんの生涯を、お孫さんが綴った
ノンフィクションです。
「王子と乞食」「クリスマス・カロル」
「ブレーメンのおんがくたい」「フランダースの犬」
村岡さんが訳すことで広まった海外の児童文学は
数知れません。あなたも、これらのタイトルに
見覚えが、あるいは読んだ記憶があるのではないでしょうか?
私も小学校のころ、先生が本を読んできかせてくれた時に
「これは村岡花子さんという人が訳しました」
「これも村岡花子さんです」
と何度も彼女の名前を耳にしていました。
そしていまだに書店で、「村岡花子訳」という記載を
数多く目にします。
そんなわけで、前からとても村岡さんに関心があったのですが、
今回このノンフィクションを読んで初めて、村岡さんと
英語のかかわりや人生を知ることができました。
そして彼女が、あの太平洋戦争のさなかにも、
じっと希望を持ち続けて生き、くぐりぬけてこられたことも。
・・・・・
あの戦争については、政治的な立場からはいろんな
意見がありますが、ここでは深入りしません。
ただ間違いなく言えることは、たくさんの普通にまじめに
暮らす日本人が命を失ったことと、戦った相手の国の人も
命を失ったことです。そしてそれは、とても悲しいことです。
こういったことは、できることならない方がいいですが
人間の集団=社会のうねりというものの複雑さを
考えると簡単に「戦争=悪」とだけ言っていればいいと
いうものでもありません。
私の父は現在76歳ですが、村岡さんも被害にあった
1945年4月のいわゆる「東京大空襲」を経験しています。
ですから父には、自分たちを殺すための爆撃機を飛ばした
国に複雑な感情があります。けれどその反面、当時の日本に
ついても、敗れた悔しさあり、同時に自分たちの苦しみを
見捨てたという怒りがあり、いろんな感情があります。
どれも、当然だと思います。
戦争に巻き込まれた社会と、その時の人の感情というのは1つでは
割り切れません。
そういう意味で最近よくある右とか左の論争や本は、
経験則を置き去りにしてコトの白黒を単純化しすぎてて、
人間をわかっていないなと感じることが多いですね。
…話がそれてしまいました。
戦争のさなか、上記の大空襲では10万人ともいわれる
人が命を落としました。大空襲以外にもしょっちゅう続く
空襲、戦争がいつ終わるのか、終わったあとどうなるのか
分からない。
そんな中で、いつ日の目をみるか分からない原稿を
未来をじっと信じて、書き続ける。
普通の人にはなかなかできないことですが、
村岡花子さんはそれをやっていました。
空襲のためにろくに電気もつけられない中、
暗幕で覆われた部屋の小さな灯りの下で、
村岡さんはコツコツと1冊の本を訳しておられたのです。
その本はAnne Of Green Gables。
のちに日本で「赤毛のアン」として広く知られる本です。
村岡さんは、少女時代にカナダの宣教師がたてた学校の
寄宿舎に入り、そこで英語と西洋文化、習慣を学んだのですが、
それ以降ずっと親しく付き合っていた日本在住のカナダ人の
先生たちも、開戦を前に日本を去ることになります。
そのときに、先生から1冊の本が村岡さんに
渡されました。
「いつか、必ず平和なときがまた来ます。
そのときのために、この本を持っていてください」
村岡さんはその思いに答えるために、1行1行を
訳していきました。空襲で防空壕に逃げるときも、
原書と原稿を風呂敷に包んで肌身離さず。
そしてそれが、戦後日の目を見たのです。
・・・・・
私はこの事実を知ったとき、素直に感謝したいと思いました。
希望を捨てずにがんばってくれたからこそ、今みんながこうして
楽しく本が読めることに。
そして同時に、村岡さんを困難なときに支えていたものを
見たような気がしました。
それは、「国レベルではない、個人と個人の信頼」です。
共通言語である英語を介しつつ、国同士の感情がどれだけ
悪化しても、人がつながっていたからこそ残った希望。
結局のところ、これが大切なんだな、
と今一度思っていました。
政治というのはころころ変わります。
外交というのも駆け引きですから、ころころ変わります。
けれど、一度築いた人の信頼は、ころころ変わらない。
おそらく私たちが、英語を通じて目指すものは
そういうものではないでしょうか。
国同士の駆け引きの世界では、利害の問題で
日本をおとしめようとしたり悪口を言ったりということも
起こりえます(お隣の国を見ていると分かりますね)。
しかし、1人でも多くの日本人、つまり私たちが、
個人で世界に対して、1つでも多くの信頼を築いていたとしたら?
揺るがないものが、できていくことは間違いありません。
悲しい過去があったあと、今があり、
未来のことは誰にも分かりません。
揉め事があるかもしれないし、何もないかもしれない。
それを100%予言することは誰にも不可能でしょう。
しかし、未来がどうなっても、世界に向けて、
自分で信頼を作ることは、今すぐにできます。
あなたも、私も。
今年もやってきた、この節目の日に。
私自身も、ケイティクスも、これからも
あなたがそんな「信頼」とつながりを
作れる情報を発信するように、もっとがんばっていくこと。
そんな思いを新たにしていました。
今日のレターは、少し取り留めのないお話だったかも
しれません。
いつもの無料レポートの情報もありません(笑)
ただ、こんなときだからこそ、いつもはできないお話を、
少しあなたと一緒にしてみたかったのです。
私たちの少し前に、一生懸命生きてくださった人たちに
精一杯の感謝を込めて。
今日の残りの時間を過ごしたいですね。
それではまた。
今回もおつきあいいただき、ありがとうございました。
西沢知樹
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☆私から、あなたへのパーソナルメッセージ☆
実際にあの戦争を体験した方の声を聞く
機会というのはあまりありません。
私は晩婚の両親だったもので、親から直接
そういうお話を聞いて育ったことがある意味とても
貴重な人生経験になってくれている気がします。
過去のニュースレターでもご紹介したことがありますが、
よくお便りをくださる西 義光さんという方が
いらっしゃいます。80代半ばの方で、いつも丁寧な
メッセージを下さって、私も及ばずながらご返事を
返しつつやり取りさせていただいてます。
最近お便りがないので少し心配ですが…
西様見ておられますか?
昨年からしばらく、ビジネスのことばかり
考えていたことを率直に反省しています。
1日も早く、もっと大きなことにフォーカスが
向けられるように。
今の時代を生きる者として恥ずかしくないように
しっかり頑張ります!
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