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2009年02月18日
80歳で、英検1級を取った!
こんにちは、西沢です。
ちょっと変わった件名ですが、さきほど
私のメールボックスに「中学2年で英検準2級を、うんぬん」
というメールが来ていましたので、それで思いついて、
これを書いてみたくなったのです。
「中学2年で英検準2級」
こういう言葉が「宣伝文句」になっている様子を見ていても、
現在の世の中を取り巻いている1つの価値観が見えてきますよね。
1つの価値観。
つまり、
「なんでも、早くに結果が出るほうが優れていることだ。
入り口で成功する方が優れていることだ。」
という観念です。
しかし、です。
これは残念ながら事実ではありません。
確かに、言語というのは10代くらいの時期の方が、
アタマがやわらかいので吸収しやすいという生理的な
事実はあります。
けれどだからといって、
「早く資格を取る」「早く何か形にする」
ことだけが良いわけではないのです。
どうしてこんなお話をしているかというと、この
ニュースレターの読者さんで、こういった「観念」のせいで
自分自身の英語の可能性をあきらめてしまっている、そんな人が
結構な数いるからです。
「私はもう60代です。英語は無理だと思いますが…」
と、いうような。
誰が言ったのでしょう?
誰が、決めたのでしょうか?
さきほど中学で準2級という宣伝文句の話が出ましたが、
私が高校生の頃、英検2級を取っている同級生はちらほらいました。
私は、受かりませんでした。
でも現在、英語のプロとして生計を立てているのは、
私1人です。
なんでも、こういうものなのです。
イメージしてみてください。
絵画のコンクールで幼少時に受賞した人が、大画家になってますか?
子役の俳優は、大人として大成しない人が多いことは、有名な話。
英語も、それと同じです。
【早い方が、いいことだ。という観念にひきずられて、
現在の自分自身をあきらめてはいけない】
これを、私の会員さんには、強く覚えていてほしいのです。
先日、漫画家の水木しげるさんの奥様でいらっしゃる
武良布枝(むら・ぬのえ)さんが書かれた
「ゲゲゲの女房」という本を読みました。
ご存知の方もいるかもしれませんが、水木しげるさんは、漫画を
書き続けてなかなか芽が出ず、40歳近くになるまでヒットには
恵まれませんでした。
そんな水木さんを布枝さんが支えてきた生き様が感動的に
描かれている本だったのですが、ラストで、布枝さんはこんな
言葉を記しておられます。
「なんだかいまは家庭環境、結婚、就職など、人生の入り口で
どれだけ幸運をつかむかで、その後のすべてが決まってしまうかの
ように思い込んでしまう人が多いと聞きます。」
そして、入り口だけで何か判断して決めてしまうよりも、
「信じ続けて動く」ことが意味があることだと、やんわりと言葉を
選びながら書いておられました。
私はこれを、岡村孝子さんの歌ではありませんが、
「あなたの今をあきらめないで」というメッセージだと
私は解釈しています。
早く早く、という風潮だけに流されるのではなく、
自分がいま40歳なら、何かやり遂げる40歳に。
いま80歳なら、80歳で英検1級を取ったって、いいじゃありませんか。
中国のことわざにあります。
「木を植えるのに、最も適した時期は、30年前である。
次に適しているのは『今』である」
他人の早く早くではなく、自分の今を大切にする。
ぜひ、そうしてみてくださいね(^^
長くなってしまいましたが、これからもまた良い1日と時間に、
なりますように。
いつもありがとうございます。
西沢知樹
http://www.catiks.com/
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