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2009年09月05日
「抱腹絶倒」のベストセラーは英語に効く!
こんにちは、西沢です。
めずらしく週末にニュースレターを書いてみたくなりました(^^
同業の英語系発信者で、同時通訳者の奥村美里さんを通じて
知ったのですが、あなたはこの本ご存知ですか?
「日本人の知らない日本語」
http://www.catiks.com/t/14ae7
大きな本屋さんでは平積みにされていて、すでに30万部を
突破してベストセラーになっている本なのですが、
日本国内の外国人向けの「日本語学校」で日本語を教えていて
起こった色んなエピソードが散りばめられているのです。
新聞などあちこちでもすでにかかれてますし、
上記のリンク先のレビューにもありますがこれとにかく
面白いんです!(^^
私は3回同じ箇所を読んで笑いました(笑)
先生「バツが悪い、って意味分かりますか」
生徒「はいっ。マルは良い!」
先生「・・・・・」
生徒「先生、それはどういう意味で…」
先生「立って言って下さい」
生徒「た!」
(↑意味分かります?^^;)
中国、韓国、フランス、ベトナム、アラブ、スウェーデン、アメリカ…
今の日本で、本当に色んなたくさんの国から来た人が
日本語を学んでいるという事実に、なんとも嬉しいような
ほほえましい気持ちになりました。
けど、ただ面白いだけじゃないんですね、この本。
実は私たち英語学習者に【非常に参考になる】中身なのです。
だからこうしてコラムで取り上げているのです。
まず買ってみて、最初はただわらって読めばOK。
けど2回目から注意して読んでみてほしいんですね。
そしたら
【外国語を上達させる姿勢と、考え方】
についてのヒントが一杯詰まっているのです。
ヒントは数え切れないくらいあるのですが、そのうち2つを
挙げると、
(1)偏愛的な関心を持つ
(2)言葉の細かいことに興味を持つ(強迫観念ではない)
まず(1)はどういうことかというと、その言語が持っている
文化的なことがらに強く関心を持てば、語学が上達するのは
早い、ということ。
この本の中ではなんと
「日本のヤクザ映画が大好きなフランス人の上流マダム」の
生徒さんが登場します(笑)
彼女は高倉健さんや藤純子さんの映画に引かれるあまり
日本語を覚え、日本語学校に入ってからも花札の意味とか
をどんどん追求して行くのです。
読んでいて「そんな人もいるんだ!」と個人的に驚きましたが(笑)
でも理にかなっていますよね。
翻って、英語学習者の中には
「英語の世界で好きなもの」を持っている人、どれだけ
いるでしょうか?
ただ単に「英語が話せるようになりたい」というのと、
「英語の○○が好きだ!」というのではパワーも吸収力も違います。
分かりますよね?
そして(2)。
日本語には「助数詞」と言って、1本2本…などのように
数の後ろにモノによって異なる単位をつけますが、これは
東洋語に特有のものだそうで、生徒さんは混乱します。
しかしめげずに、彼らは関心を持って学ぶのです。
「パンティストッキングはつながっていますが『一足』ですか?」
「スキー板はどう言うんですか?」
そんな風に、1つ1つの現象に知的好奇心を持って吸収して行くこと。
これもまた、外国語学習の大きなポイントなのです。
しかし翻って、英語学習者の多くはどうでしょうか?
「文法なんかどうでもいい」
「通じりゃいい」
というような姿勢で、英語と言う言語への知的好奇心や、
敬意を忘れている人が何と多いことでしょうか…
私たちの母国語を通して。
外国語と言うものを上達させるマインドが学べる1冊なので、
ぜひご一読をオススメします。
この「マインド」こそ、いつも私やスタッフ、ケイティクス全体が
もっとも大切なことだと教えていることでもありますよね^^
ここまで読んでみて、
「じゃ、その知的好奇心とか面白さを、
英語の中で具体的に見つけていく方法ってないの?」
と、ひょっとしたら思ったかもしれません。
それについて、追って次のメールでお話したいと思います。
西沢知樹
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